伊賀神戸駅で忍者列車に会ってきた|近鉄特急も次々通る乗換駅が子鉄に刺さる【実体験】

📅 この記事は 2026年7月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)

伊賀神戸駅で忍者列車に会ってきた|近鉄特急も次々通る乗換駅が子鉄に刺さる【実体験】
📖 もくじ

ひと目でわかる 伊賀神戸駅

  • 👤 こんな家族に:忍者列車に会いたい/特急がたくさん見たい/短時間でしっかり満足したい
  • 🥷 主役伊賀鉄道の忍者列車(松本零士さんデザイン。編成ごとに顔が違います)
  • 🚄 もうひとつの主役近鉄大阪線の特急が次々通過(ひのとり・伊勢志摩ライナーなど)
  • 🎫 見るだけなら:入場券でホームへ(近鉄はおとな180円・こども90円/共同使用駅のため現地で要確認
  • 滞在の目安:1時間ほどで大満足(入場券は2時間有効)
  • ⚠️ 注意駅の構内に踏切があります。小さい子から目を離さないで

電車・鉄道が大好きな兄弟を育てる、子鉄パパです。

ある日、当時4歳だった長男が言いました。「忍者列車に会いたい」

テレビで見たのか、図鑑で見つけたのか。とにかく彼のなかで忍者列車への憧れがふくらみきっていて、これはもう連れて行くしかない、と。そんなわけで我が家は車を走らせ、三重県の伊賀神戸(いがかんべ)駅まで会いに行ってきました。

行ってみたら、これが子鉄ファミリーにとって想像以上に”おいしい駅”でした。

伊賀鉄道の忍者列車(青い201号車)。車体に大きな目が描かれている
これが会いたかった忍者列車。車体いっぱいに描かれた目が印象的です(筆者撮影)

① 忍者列車が来る

伊賀神戸駅は、近鉄大阪線伊賀鉄道 伊賀線が乗り入れる駅。この伊賀鉄道を走っているのが、お目当ての忍者列車です。

デザインは松本零士さんによるもの。車体に大きな目が描かれていて、正面から見ると本当に”顔”に見えます。しかも編成ごとにデザインが違うのが楽しいところ。

ピンクの忍者列車(102号車)の前面。くノ一をイメージした目が描かれている
こちらはピンクの一台。まつ毛の描き方が違って、表情もがらりと変わります(筆者撮影)
紅葉と星が描かれた忍者列車(204号車)の前面
紅葉と星をまとった一台も。同じ忍者列車でも、まったく違う顔をしています(筆者撮影)

そして、近くで見たからこそ気づいたことがひとつ。

車体に、松本零士さんのサインが入っているんです。遠くから写真を撮っているだけでは気づけない部分で、「わざわざ会いに来てよかったな」と思わせてくれるディテールでした。

🥷 何本も会えました

ローカル線なので「1本逃したら次は当分こない」かと思いきや、ホームにいる間に何本もの忍者列車に会えました。青、ピンク、紅葉柄——長男は来るたびに大喜びで、「次はどの子かな」と待つ時間まで楽しんでいました。

② 近鉄の特急が、バンバン通る

ここが伊賀神戸駅の隠れた実力です。

伊賀鉄道はのんびりしたローカル線ですが、同じ駅の近鉄側は大阪と名古屋・伊勢志摩を結ぶ大動脈。つまり、特急が次から次へとやって来ます

伊賀神戸駅を通る近鉄特急ひのとり。手前に構内踏切が見える
メタリックレッドの車体が目を引く「ひのとり」。手前に見えているのが構内踏切です(筆者撮影)
伊賀神戸駅のホームで顔を合わせる2本の近鉄特急
特急どうしが顔を合わせる瞬間も。こういう場面に出会えるのが乗換駅の醍醐味です(筆者撮影)

特急だけでなく普通電車も通るので、ホームで待っていれば、いろいろな電車が代わるがわるやって来ます。「忍者列車を待っている間がヒマ」ということが、まったくありませんでした。

③ きれいなカーブがある

そして3つめ。ここが個人的にいちばん気に入ったところです。

伊賀神戸駅のホームから線路の先を見ると、きれいなカーブが伸びています。カーブの向こうから電車が姿を現して、こちらに向かってぐいーっと曲がってくる——この”やって来る瞬間”が、とにかく絵になるんです。

カーブを曲がってくる近鉄の特急ミジュマルライナー(伊勢志摩ライナー)
カーブを抜けてくる「ミジュマルライナー」。曲がってくる姿は迫力があります(筆者撮影)

真正面から見る電車も迫力がありますが、カーブだと車体の側面まで一緒に見えるので、長さや形がよくわかります。子どもと「次は何が来るかな」と線路の先を見つめる時間は、なかなか贅沢でした。

💡 ミジュマルライナーのようなラッピング列車が気になる方は、関西のラッピング列車・キャラクター電車まとめもどうぞ。

子連れで行くときの実務

⚠️ 構内踏切に注意

まずは安全の話から。伊賀神戸駅には、構内に踏切があります。ホームからホームへ移動するとき、線路を渡るのです。

実際に行ってみて、ここが一番気を使ったポイントでした。電車に夢中になっている子どもは、平気で走り出します。手をつないで渡るのが安心です。

🎫 見るだけなら入場券で

乗らずに見るだけなら、入場券でホームに入れます。近鉄の入場券はおとな180円・こども90円。購入した駅で、買った時刻から2時間以内が有効です(2時間を超えると、超えた分に2時間ごとの料金が加算されます)。

⚠️ 金額は現地でご確認を
近鉄の公式サイトには「他社局との共同使用駅では料金が異なる場合があります」という注記があります。伊賀神戸駅は伊賀鉄道との共同使用駅にあたるため、実際の金額は窓口でご確認ください。なお入場券では列車内に立ち入ることはできません。

⏱ 1時間で大満足

我が家の滞在は1時間ほど。それでも忍者列車に何本も会えて、近鉄特急も見られて、子どもたちは十分に満足していました。入場券が2時間有効なので、その範囲でのんびり過ごすのがちょうどいいと思います。

我が家は車で行きました(近くに親族が住んでいたので、そのついでに)。近鉄大阪線の特急が停まる駅なので、電車で訪ねることもできます。

何歳が楽しめる?

結論:2歳から楽しめます。「顔のある電車」は小さい子ほど刺さります
  • 2〜3歳:目が描かれた忍者列車は、小さい子にはもうキャラクターそのもの。うちの次男(当時2歳)も指をさして大喜びでした。
  • 4〜5歳:「会いたい電車に会いに行く」という体験そのものが特別に。長男(当時4歳)はこの日をずっと覚えています。
  • 小学生〜:ローカル線と大手私鉄の特急が同じ駅にいる面白さ、カーブから現れる車両の観察など、"鉄道好き"としての楽しみ方ができます。

「会いたい電車に、会いに行く」

正直に言えば、伊賀神戸駅は観光地ではありません。大きな施設があるわけでも、アトラクションがあるわけでもない、ふつうの乗換駅です。

それでも、「忍者列車に会いたい」と言った子を連れて行き、実際に何本も会わせてあげられた。この日のことは、親のほうがよく覚えています。

子鉄の「会いたい」は、意外と叶えやすい。入場券だけで、1時間で、こんなに満たされる——そういう場所が、まだまだあるんだと思います。

💡 近鉄の特急をもっと楽しみたい方は、近鉄しまかぜに3歳と乗ってみたもどうぞ。観光特急に乗って京都から賢島まで旅した記録です。

※本記事は実体験(2025年夏・家族4人で訪問/当時 長男4歳・次男2歳)にもとづきます。写真は筆者撮影です。入場券の料金・駅の設備・運行状況は変わることがあります。おでかけ前に近鉄・伊賀鉄道の公式サイトで最新をご確認ください。

✍️ この記事を書いた人
電車兄弟の父
電車兄弟の父
電車・鉄道が大好きな兄弟の父。日々の「プラレール×本物電車」や子連れ鉄道おでかけを、YouTube「電車兄弟」と本ブログで記録。実際に見て・乗って・買って良かったものを、同じ子鉄家庭の目線で紹介します。
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