名鉄の車両を集めに行く|金山・栄町・伏見で「形式コンプ」に挑んだ半日【子連れトレインウォッチング】
📅 この記事は 2026年7月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)
📖 もくじ▼
ひと目でわかる 名鉄ウォッチング
- 👤 こんな家族に:見た電車を"集める"のが好き/名古屋で半日あまった/少しマニアックに楽しみたい
- 📍 回った駅:金山(本線の主要駅)→栄町(瀬戸線)→伏見(鶴舞線直通)
- 🎯 やったこと:名鉄の車両形式を集める(全部見られるか挑戦)
- 🐭 ラッピングも:ポケモンラッピングは公式で当日ダイヤを調べて狙い撃ち(2026年夏の期間限定)
- 🙅 結果:200系と300系には会えず。それが「また来る理由」に
- ⏱ 所要:半日(午後だけ)でも十分楽しめました
電車・鉄道が大好きな兄弟を育てる、子鉄パパです。
名古屋旅の2日目。午前中にリニア・鉄道館を回ったあと、午後は名鉄の車両集めに出かけました。
「名鉄の車両集め」——ちょっと聞き慣れない遊びかもしれません。要するに、名鉄にはどんな形式の電車がいて、どこに行けば会えるのかを調べて、実際に足を運んで確かめる。ポケモンをコンプリートするような感覚で、電車を集めるわけです。
じつはこの下調べ、ぜんぶママがやってくれました。どの形式がどの路線を走っているのか、どの駅なら会えるのか——たくさん調べてくれたおかげで、限られた午後で回れるだけ回ることができました。行き当たりばったりでは、こうはいきません。
これが、想像以上に面白かったのでご紹介します。
金山:まずは本線の主要駅から
スタートは金山駅。名鉄名古屋本線の主要駅で、電車の本数が多く、ホームに立っているだけで次々に違う車両がやって来ます。
そしてここで、この日いちばん会いたかった一台を待ち構えました。
ポケモンのラッピング列車です。「名鉄ポケモンスタンプラリー2026」に合わせて走っていたもので、2200系の1編成だけにラッピングが施されていました(2026年7月20日〜9月12日の運行)。
1編成しかいない車両なので、行き当たりばったりではまず会えません。でも名鉄の公式サイトにはラッピングトレイン専用の運行案内ページがあり、当日の運行スケジュールが毎朝更新されます。我が家もこれを見て「何時にどこを通るか」を確認してから、金山のホームで待ち構えました。
「運まかせ」を「計画」に変えられる——これを知っているかどうかで、ラッピング列車との出会いやすさは大きく変わります。
狙って会いに行って、ちゃんと目の前に現れる。子どもにとっては、それだけで大成功の体験でした。
栄町:線路がつながっていない路線へ
次に向かったのは栄町駅。ここは名鉄瀬戸線の終着駅です。
名鉄瀬戸線は、名鉄のほかの路線と線路がつながっていません。だから瀬戸線には瀬戸線専用の車両が使われていて、名古屋本線などでは会えないのです。「同じ名鉄なのに、ここに来ないと見られない電車がいる」——集める側からすると、これはもう行くしかありません。
じつはこの「同じ会社なのに、線路がつながっていない路線」、ほかの地方にもあります。以前おでかけした福岡の香椎で見た西鉄貝塚線がまさにそれで、同じ西鉄でも天神大牟田線とは別系統。走っている電車もクリーム色のレトロな車両で、まったく違いました。
こういう”飛び地”の路線を見つけて集めていくのも、車両集めの楽しみ方のひとつかもしれません。
栄町は地下駅で、終着駅なので電車がゆっくり止まっているのもポイント。走り去る車両を追いかけるのではなく、じっくり眺められます。子連れにはありがたい環境でした。
伏見:地下鉄に乗り入れてくる名鉄車を狙う
最後は伏見駅。ここは名古屋市営地下鉄の鶴舞線の駅ですが、名鉄の車両が乗り入れてくるんです。
狙いは名鉄100系と200系。豊田線から鶴舞線に直通してくる車両で、地下鉄のホームで名鉄の電車を待つという、ちょっと不思議な体験ができます。
100系には会えました。でも、200系は来ませんでした。
結果:あと2形式、届かず
半日回って、集められなかったのは200系と300系の2つでした。
200系は「1編成しかいない」
調べてみて納得したのですが、名鉄200系は1編成しか存在しません。100系が11編成あるのに対して、200系はたった1本(215F)。1994年に増備された編成で、全車両がVVVF制御になったことから「200系」と呼び分けられるようになった車両です。
11分の1の確率どころか、1本しかいない電車に半日で会おうというほうが無茶だったわけです。会えなくて当然でした。
300系は、はじめから「今回は無理」とわかっていた
もうひとつの300系は、小牧線と地下鉄上飯田線を直通する車両。つまり、今回回った金山・栄町・伏見のルートにはそもそも来ません。
これはママの下調べで出発前からわかっていました。エリアが少し離れていて、限られた午後の時間では届かない。だから今回は、最初から「300系は次回」と割り切ってルートを組みました。
無理に詰め込まず、会える範囲で確実に会う。半日で回るなら、この割り切りが正解だったと思います。
200系に会うには豊田線・鶴舞線で粘る、300系に会うには小牧線・上飯田線エリアまで足をのばす。
「全部見られなかった」は失敗ではなく、次に名古屋へ来る理由になりました。子どもも「今度は300系ね」と、もう次の話をしています。
子連れで「車両集め」を楽しむコツ
やってみて分かった、この遊びのいいところをまとめます。
- 下調べが9割 … どの形式がどの路線にいるかを事前に調べておくと、限られた時間で回れる数がまったく変わります。我が家はママの下調べに助けられました
- 目的が「集める」だと、待ち時間が楽しくなる … 「電車を見に行く」だと飽きますが、「あと何個」と思うと待ち時間まで遊びになります
- 駅を変えると、会える車両が変わる … 路線ごとに走る車両が違うので、移動そのものが攻略になります
- 会えない車両がいてもいい … むしろ、それが次の旅の目的になります
- 調べる楽しみが増える … 帰ってから「なぜ会えなかったのか」を調べる時間も、立派な学びの時間でした
- ラッピング列車は事前に運行ダイヤを調べる … 1編成しかない車両でも、公式の運行案内を見れば狙って会えます。下調べした電車にちゃんと会えた達成感は、子どもにとって特別なようでした
移動が多くなるので、1日乗車券や交通系ICカードを用意して、駅のトイレの場所を確認しながら回ると子連れでも安心です。
まとめ:名古屋は「集める」のに向いた街
名鉄は路線が多く、瀬戸線のように独立した路線や、地下鉄への直通もあり、車両のバリエーションが豊富です。しかも金山・栄町・伏見はどれも市内で、半日あれば十分に回れます。
名古屋で時間が余ったら、ぜひ名鉄の車両集めを。大人も本気で楽しめます。
💡 同じ旅の記録もどうぞ。近鉄ひのとりに5歳と3歳と乗ってみた(大阪→名古屋の移動)と、リニア・鉄道館 子連れ攻略(この日の午前)です。ラッピング列車が好きな方は関西のラッピング列車まとめも。
※本記事は実体験(2026年7月・家族4人で訪問/長男5歳・次男3歳)にもとづきます。写真は筆者撮影です。ラッピング列車の運行期間や車両の運用は変わります。おでかけ前に名鉄の公式サイトで最新をご確認ください。